ヘルパーの声

mkM.K さん(22歳) ヘルパー歴2年 

 

 今まで私がヘルパーという仕事を通して、感じたことや考えさせられたことを話したいと思います。
 まず、私がヘルパーという仕事を始めたきっかけは些細なことでした。それは、専門学校の時に友達と何気なくヘルパーの資格を一緒に取得し、アルバイト感覚で仕事を始めたのがきっかけでした。
 仕事の初日、研修ということでぽぽんがぽんの職員の方に同行させて頂き、利用者のAさんのところへ行きました。そこには、ニコニコされたAさんという方がおられました。その時、私はAさんの笑顔を見て少し気持ちが楽になったのを覚えています。
しかし、Aさんが話し始めると言葉が聞き取れず『~食べた』としか聞こえず、何を話させれているか私は聞き取れませんでした。そして、3日間の研修を終えた私は、一人でAさんとの外出をすることになりました。Aさんという方は私が話すことを理解出来るだけでなく、身辺的な自立はほとんど出来ておられたのですが、私はAさんが話される言葉が理解出来ず、うまくコミュニケーションを取れるのかが私にとって不安でした。
 しかし、外出中ずっとそばで話しをしたり、いろんなとこに出掛けるうちに、その人のことが少しずつ分かり始めてきました。
 『~食べた』が『からあげ食べた』ってはっきりと聞こえてきたり『一号車』というのが『一番線乗り場の電車に乗りたい』っていう本人の要望だと言うことなど色々分かってきたのです。
そして、いつの間にか、言葉だけに頼るコミュニケーションだけでなく、2人だけのジェスチャーを交えた楽しいコミュニケーションスタイルが確立されてきたのです。私はそうやってAさんとの絆を深めていくうちに、このヘルパーという仕事にどっぷりとハマっていたのです。
 今では、Aさんだけでなく、他の利用者の方とも関わる機会を持たせて頂き、毎週、動物園やプール、カラオケなどに行っています。
 私はこのヘルパーという仕事を通して、障がいをかかえた方と関わるということは、まず利用者さんの安全を守ることが大切であったり、危険な行為をされるのを制止したりすることなどもあり、難しい課題もたくさんあります。しかし、障がいをかかえた方でも支援者がいることにより、楽しく豊かな生活を送れます。
 それは、おそらく健常者と呼ばれる私たちも同じで、自分に不足していることや苦手なことなどはみんなで支え合って生きるという根底は一緒だと思います。私はこのヘルパーという仕事を通して、利用者さんの余暇を一緒に楽しむだけでなく、障がいを抱えたことのことを少しずつ理解出来てきたように思います。今後も様々な利用者の方と関わりをもち、ヘルパーという仕事を続けていきたいと思います。

 

 

ao

A.O さん(29歳) ヘルパー歴2ヶ月

 私は現在、特別養護老人ホームで高齢者介護をしつつ、障がい者ガイドヘルパーをしています。ぽぽんがぽんで、障がい者ガイドヘルパーを始めたのは、2007年8月からです。

 障がい者と高齢者の違いをよく聞かれます。
『高齢者介護=身体介護』というイメージが強いかもしれませんが、そうではありません。
高齢者にも障がい者にも、楽しい時間を提供して共有してもらいたいと思う気持ちは同じ。相手の世界に入って時間を共有する。その事に、障がい者も高齢者も関係ないかな、と私は思っています。そう思いながらも、普段、認知症の高齢者と接することが多い私は戸惑いましたが。。。

 私にとってのガイドヘルパーの魅力は、与えられた時間を、その御利用者さんのためだけに向き合えることです。
その方が望んでいることを察し、可能かどうか見極め、それが良いかどうか判断する。全てが御利用者さん主体であり、その方のために一番よい手段を考える。
当たり前のことかもしれませんが、施設介護をしている私には、したくてもできないことでした。それが、私がガイドヘルパーを始めたきっかけのひとつでもあります。
 始めて2ヶ月程になりますが、御利用者さんにも職員にも優しい事業所さんだな、と感じています。

 

 

T.A さん(30歳) ヘルパー歴3年

 友達に誘われ、ぽぽんがぽんで働き始めて3年になります。
 ぽぽんがぽんの一番の特徴は、「真面目」である事だと思います。
 まだ入ったばかりで、利用者さんとの関わり方について悩んでいた時、僕はよくスタッ フの方に相談していまし た。その度にいつも、みんな真剣に話を聞いてくれ、自分の経験談を交えながら、忙しくても時間を割いて相談に乗ってくれました。
 時には話題が支援の話から、「障がいを持ち、地域で自立していくこと」まで話題が広 がっていったり、話を聞 いていた他のスタッフも混じり、気付けばその場にいたみんなで、互いの考えや意見を交換しあっていた、という事もありました。また、以前スタッフの方から言われた、「前向きな失敗は責めないから」という言葉は、ヘルパーを続ける上で大きな支えになっています。
 ぽぽんがぽんは児童派遣もやっていて、最近では児童のお子さんとお出かけする事が多いのですが、一緒になって遊んだり、いろんな経験を共有していく中で、利用者さんから教わる事や気付かされる事が本当に多いです。そういった人との関わりの中で、幾つものつながりや、たくさんの思い出が出来ていきました。それは今の僕にとって、大きな財産です。
 ぽぽんがぽんは、人との関わりを通じて福祉の仕事に取り組みたいという思いに対して、きちんと応えてくれる職場だと思います。